釜山少女暴行殺害:昨年の児童強姦未遂もキム容疑者の犯行か

目撃した小学生「キム・ギルテ容疑者とよく似ていた」警察には手抜き捜査との非難も 釜山市で起きた13歳女児暴行殺害事件で逮捕されたキム・ギルテ容疑者(33)の余罪についても手掛かりが出てきた。この事件で、キム容疑者は捜査線上に上がっておらず、警察による捜査初期段階でのミスが問題となりそうだ。 昨年12月5日、釜山市沙上区のある小学校で強姦(ごうかん)未遂事件が起こった。児童たちの証言によると、この日朝8時30分ごろ、見知らぬ男が5年生のAさん(13)の口を押さえつけ、男子トイレに連れ込んだ。当時、上の階では、今回殺害されたイ・ユリさんも授業を受ける準備をしていた。 トイレで扉を開けたままAさんを強姦しようとしたこの男は、トイレに入って来た5年生の男子児童3人を追い出した。男子児童から知らせを聞いた教師がトイレに駆けつけると、この男はすでに姿を消していた。 事件を目撃したB君(12)は、「男はグレーのTシャツを着て、黒い帽子(指名手配の写真でキム容疑者が着用していたもの)をかぶっていた。キム・ギルテ容疑者と本当によく似ていた」と証言した。B君はさらに、「トイレの床には焼酎の瓶とたばこの吸い殻があって、たばこのにおいがひどかった」とも話している。 B君らは届けを受けて学校に出動した沙上警察署の警察官に対し、目撃した内容を詳しく伝えた。警察は、最近刑務所から出所し、釜山に住む、児童に対する性的暴行の前科者84人の写真を児童らに見せた。ここにはキム容疑者の写真はなかった。キム容疑者は1997年7月に9歳の女の子から3000ウォン(現在のレートで約240円)を奪い、強姦しようとしたが、両親に見つかって懲役3年の刑を受け、2001年に出所した。当時、キム容疑者は警察のリストに児童性暴行の前科者ではなく、路上強盗の前科者として分類されていた。もしキム容疑者がこのリストに入っていれば、B君らはキム容疑者の顔を確認できた可能性が高い。釜山=ソク・ナムジュン記者

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