男性放置死、2人に懲役23年=強盗致死の裁判員裁判−東京地裁
東京都板橋区のアルバイト中村隆志さん=当時(25)=を拉致して覚せい剤を打ち、埼玉県の山中に置き去りにして死なせたとして、強盗致死罪などに問われた無職吉松徹(22)、同増田弘樹(22)両被告の裁判員裁判で、東京地裁(藤井敏明裁判長)は16日、2人にそれぞれ懲役23年(求刑懲役25年)を言い渡した。 事件では同罪で計7人が起訴されたが、判決はほかの5被告の共謀も認定。「金銭を奪う目的で組織的に行われ悪質。両被告は積極的に加わり、重要な役割を果たした」とした。